日本時間の朝7時に成田に到着。気持ちがホットなうちに今回の旅を総括してみる。
■交通事情
・道路は危険。横断歩道は無いと思った方が良い。歩いて市内観光は無謀。
・一方、クアラルンプール市内は無料循環バスが走っており、電車も安く路線も充実している。観光の足はこちらを最優先でプランを。
・マナー的には並ばない、降りてくる人を待たずに乗車してくる。ただし、お年寄りや子供連れには積極的に席を譲る”ほっこりさ”に多数遭遇。
・クアラルンプール以外の地方都市へのアクセスはバスか国内線になる。長距離バスでもパスポートが必要なので、お出かけの際はご注意を。
・地方タクシーの料金はメーターがなく交渉制。例えばマラッカの場合は市内であれば一律20RMB。チャレンジで値切ったが難しかった。
・夕方、週末の交通渋滞は半端ない。マラッカなどへの地方都市観光の日取りは、土日を避けた方が懸命かも。
■ホテル
・交通のアクセスを考えると、KLセントラル直結のヒルトン、メリディアンは超便利。
・今回はヒルトンのエグゼクティブルームを利用したが、ラウンジの充実度はバンコクのマリオットより確実に劣る(バータイム、接客サービス、つまみの美味しさ等)。
・また、レイトチェックアウトやチェックアウトのラウンジ利用もヒルトン会員以外は不可と融通がきかない。このあたりがファンになるか、ならないかの分かれ目。
・ただし、ルームサービスや部屋の掃除はパーフェクト。毎日、ホスピタリティ溢れる置手紙があった。
■食事
・B級グルメから高級レストランまで、食に関する値段は総じて安い。
・手を使って食事するイスラム文化のなごりか、スープでもなんでも料理全般はぬるい温度。アツアツを期待してはいけない。
・また、同文化のアルコール規制により、お酒の値段は日本のそれより高い。また、どこでも気軽に一杯というお店が本当に少ない(バンコクが天国に思えた)。
・炭酸飲料水は好まない?炭酸も弱くビリビリ感がなく、気が抜けたコーラを飲む感じ。
■服装
・ショッピングモールや電車のなかは、かなり冷房が効いているので、Tシャツと短パンというファッションスタイルは観光客が多いように思えた。
■コミュニケーション
・多国籍国家なので、英語が通じる。
・マレー中華系でも北京語と広東語では、意思疎通が難しいくらいの違うので、英語でコミュニケーションするという笑えない話。
・英語の発音は舌を巻くるインド系に近い?
・Sentral = Central、TEKSI = Taxi(タクシー)、NU=New、MUZIUM = Museum、、、、と微妙にスペルが違うのがマレーシアイングリッシュ (^^;
■天候
・朝が遅く、7時半で早朝っていう感じ。
・ほとんど赤道直下→南北が太陽の位置でわからない。
・朝から出かけても、挫けてホテルで一休み。その後、再び出発が定番スタイルに。
・一年中スコールがある。出かける時、ピーカンでも一気に天候が豹変する可能性大。
■トイレ
・日本のように駅にトイレはない。デパートであってもフロアごとにトイレはない。
・街のトイレは有料。クアラルンプール=0.5RMB、マラッカ=0.3RMB。
・大の方はトイレットペーパーが備えつけられていない。シャワーヘッドがないホースから出る水で洗い流すスタイル。
・よって、どこのトイレも便座や床は水浸しになっていることが多い。