Go to 京都(観光編)
毎年恒例の京都旅行、3泊4日コース。今年は「Go to 京都」ならぬ「In to the typhoon(台風突入)」と連日、雨に祟られた行程になった。
今回の旅では初訪問となる伊根が目新しいイベント。カメラはα7ⅲ+tamuron 28-75mm/F2.8、そしてNEX-5 + SEL24F18Z。
というわけで、僕の足跡を少し紹介しよう。
平日の9時台の「東京発のぞみ」で一路京都へ。いつもは出張族で賑わう車内はコロナ禍による出張規制でガラーンとした様子。運輸業界の皆様、何とかこの危機を乗り切って欲しいと願う。
初日は台風の影響で雨脚が強く傘をさしていてもずぶ濡れになる最悪のコンデション。こんな状況だったので、ランチに向かう途中に立ち寄った「高台寺」はほぼ貸し切り状態。平日、台風、コロナ、、、、の三重苦。京都に訪れて前代未聞の人の少なさは、人生のなかで、貴重な体験になるだろう。
2日目も雨。計画をインドア中心に変更し、京セラ美術館、京都伝統産業ミュージアム、錦市場で買い物など雨をしのげられる観光スポットに振り向けた。
京セラ美術館では、明治維新から100年前の江戸後期から現代にかけて、日本画の代表作家を中心に、「京都の美術」の250年の歴史を彩った名品を見ることができた。
本来は予約必須。予約なしで入れたのは、台風が功を奏していたのかもしれない。
3日目も朝から雨。この日はレンタカーでメインの伊根へ足を伸ばした。ラッキーなことは伊根町は京都府の北部、日本海に位置する。このため台風から遠く、久々に雨から逃れることができた。
舟屋群は伊根湾めぐりの遊覧船に乗らないと撮れない。
そして、陸からは、運が良ければ舟屋から伊根湾を覗き込むことができる。生活と漁業が一体化している珍しいしい光景だ。
話は逸れるが、遊覧船には物凄い数のカモメが餌を求めて並走してくる。まさに船に群がってくるという状況。売店や船内で売っているエサの餌付けが名物化している印象だった。
せっかく伊根まで来たので、天橋立(あまのはしだて)に向かう。
途中、元伊勢神宮「籠(この)神社」に立ち寄った。ここは、卑弥呼、空海やかぐや姫も登場する歴史ミステリーの地。知っておくとパワーをより授かられるかもしれない。
天橋立の智恩寺。
「3人寄れば文殊の智恵」の言い伝えにある文殊菩薩を本尊として、古くから出羽亀岡、大和桜井の文殊とともに日本三文殊のひとつに数えられている。おみくじが扇子というのが珍しい。
京都に戻り、ディナー前に撮影スポットが多い祇園界隈を散策した。ようやく雨が上がっていたが、人影は相変わらずまばら。いつもなら、国内外からの観光客でごっがえしているのに静寂さを保ったままだ。
京都4日目。最終日にしてようやく晴れた。テンションあがりまくり!
ようやくレンタルチャリで観光スポットを巡れる。渡月橋までの桂川サイクリングロードで上り、そこからグルっと京都の街を走った。
水路閣と紅葉の掛け合わせが素敵な南禅寺にも立ち寄った。
多くのもみじは緑を保ったままで、赤く染めあがっていないが、御覧のとおり多くの観光客(浴衣に着飾った女子)が訪れている様子は、いつもの京都らしさを感じた。撮影には邪魔だが(笑)、こうでなくちゃね。
京都の締めは「清水寺」。春もしくは紅葉の季節がベストだが、この場所で夕暮れに染まる光景が好きだ。
旅は終了。551HORAIの豚まんは帰りの新幹線でのお楽しみ。悪天候のなかでの旅行になったが、やっぱり京都は何か惹きつける魅力が満載で飽きない。懐深し、京都。また来るよ。
Enjoy!