その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

たまにはAマウントレンズ資産を活かしてみる

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秋晴れでお出かけ日和。娘家族から公園のお誘いを受けた。α7ⅲの相棒に選んだのはAマウントの望遠レンズ。今日は、そのレンズのお話し。

 

タムロンModel A009とは

2012年にキャノンマウントが発売された。超音波モーター「USD」を搭載し、F2.8通しの35mm判フルサイズ対応の大口径望遠ズームレンズ。

2013年にニコンソニーマウントが発売。最大4段分の手ブレを補正する、手ブレ補正機構「VC」搭載がセールスポイントに掲げているが、残念なことにソニーマウントには搭載されていない。

レンズは、特殊硝材XLD(Extra Low Dispersion)レンズ1枚、LD(Low Dispersion : 異常低分散)レンズ4枚を使用。ズーム全域での高いコントラストと優れた解像性能を発揮。加えて、歪曲収差などの諸収差を良好に低減することで、高級レンズにふさわしい高画質を実現している。

焦点距離70-200mmと開放F値のF2.8という焦点距離と開放値の組み合わせはポートレートを撮るのに理想的なスペック。寄っても引いても常にダイナミックなボケを演出しながら撮影が楽しめるので、家族とのふれあい、楽しさを記録にするには最適なレンズ。

 

■重いレンズだが美しい滑らかなボケが魅力

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このレンズの魅力は何と言ってもそのダイナミックで美しいボケ。
プライバシーの都合、ポートレートの写真は掲載できないが、非常に良い雰囲気で撮影できた。余計な演出をせず、自然な雰囲気のまま思い出を記録するには最強レンズかも。

ちなみに、Aマウントレンズなので、α7ⅲに装着するにはソニーのマウントアダプターが必要になる。僕が使っているのはフルサイズ対応の「LA-EA3」。後継機種は「LA-EA5」になる。

参考まで、ポートレートのイメージ(以下)はヨドバシさんのレンズレビューから借用

http://photo.yodobashi.com/nikon/lens/sp70-200_f28_a009/

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タムロン 最新機種との比較

  Model A056 Model A009
フルサイズ対応
マウント ソニーEマウント ソニーAマウント
焦点距離 70-180mm 70-200mm
明るさ F2.8 F2.8
レンズ構成 14群19枚 17群23枚
絞り羽根 9枚 (円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 0.85m 1.3m
最小絞り F22 F32
フィルター径 Φ67mm Φ77mm
長さ 149mm 190.3mm
重量 810g 1,425g(着脱式三脚座を含む)
簡易防滴仕様
発売時期 2020年5月14日 2013年6月27日
メーカー希望小売価格 15万円 15万円

現行モデルと比較してみた。Model A009の難点は大きさと重量。写りは良いが、旅行には100%無理。

 

Enjoy!