2020年10月、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 October 2020 Update」の配信が始まった。
僕もご多分にもれず、パフォーマンスと品質の向上を期待し、早速導入したのが後の祭り。更新後、メールソフト「Windows Liveメール」が使えなくなったというトホホの顛末を書き残しておきたい。
■Windows Liveメールとは?
Windows Essentialsに含まれているアプリケーションのひとつ。
Windows Live メールはプロバイダーメールだけでなく、オンラインメールなど複数の電子メールアカウントを一括管理できることが特徴で、Windows Live メールはOutlook ExpressとWindows Mailの後継という位置づけでWindows Mailと同じチームによって開発された。
2017年1月10日にて、ダウンロードによる提供とすべてのサポートを終了。(以上Wikipediaより)
とまぁ、動作保証をしない古いソフトを使い続けていた僕にも負い目はあるということであり、一概にMSを責められる訳でもわけでもない。
もし、僕と同じように「Windows Liveメール」をご利用し続けている方はUpdateによりヤバい状態に陥る可能性があることを注意喚起したい、という趣旨で記事を書いている。
■症状は、インターネット接続プロバイダーと接続が確立しない
簡単にいうと上のダイアログボックスが表示され、受信メールがPCに取り込めない。
つまり、ISPのメールサーバーとの接続が確立せず、という状況。
ちなみにエラーID「0×800C013E」はセキュリティ認証系かポート系が原因になると思われる。アップデート前まで正常に使えていたことを考えると、Windows 10 October 2020 Updateにより、セキュリティが一層強化された→結果、その要件に叶わなくなった→エラー(今回の事態)、ということであろう。
■今度はWindows Live メールのエクスポート機能がエラーで動作しない
ついに、メールソフトの移行リミットであることを悟った。そこで、軽い気持ちでローカルに保存されている送受信メールを抽出しようとデータエクスポートを試みたところ、、、、、またもやエラー!!
「マジか!」、災難は続くもので、エクスポートが異常終了してしまうという最悪の事態に陥る。久々にこの時はホント焦った。
■救世主あらわれる。無事、ローカルに保存されているメールデータを救済
あれこれネットで調べて、採った打ち手は”MailStore Home”というフリーソフトの活用。これ、ホント救世主に思えた。ありがたやぁ~。
おかげで、ローカルディレクトリーから無事メールデータを抽出。新たなメールソフトに過去データを移行できた。
ブログではかなり詳細を端折って顛末を書いているが、実は、ここまで費やした時間は半日。三連休の恩恵は無くなったのは言うまでもない。
教訓:サポート中止のソフトは速やかに移行すべし。
Enjoy!