どの機能を優先したらいいかなどなど、正直どのモデルを買っていいのか迷っている人は多いはず。僕もその一人だったが、色々検討しているなかで、ようやく方針が決まった。
ということで、本日はカメラ通(のつもり)の立場からドラレコのカメラをツラツラと書きたいと思う。
さて、クルマのアクセサリーのなかで、今やあって当たり前の用品に変貌を遂げているが、ドライブレコーダー(以下ドラレコと表記)。
例の「煽り運転」が社会問題化し法律さえも変えたわけで、事故対策だけでなく、ドライブの記録など、使い方はいろいろあって人気を博している。
一方、勢いのある商品ゆえ発売されている商品はもの凄い数が存在している。
カー用品に足を運ぶと、定評のあるメーカーから、国内外の新興メーカーなどいろいろな企業がドライブレコーダーマーケットに参入して商品化しており、迷いに迷うハズ。
現在の売れ筋の価格帯は2万5千円を中央値に上は5万円クラスの高機能機、下は数千円で買える中国製の激安商品まで様々。
更に徐々に前後2カメラのモデルが増えてきており、予備知識を持たずにカーショップで下見なんかしていると、工賃込で5万円コースが最低ラインになる高額商品だ。
僕の方針は次のとおり。
・ドラレコは前後2カメラにする。ただし、売れ筋のカーメーカーが出ている「2カメラのセット品」は買わない
・コスパから世界の工場、中国製を中心に製品を選定する。ただし、メジャーブランドを前提
理由は、取り付ける対象がコペンというオープンカーはリアガラスにカメラを設置できない。なので、フロントとリアはそれぞれ選ぶことにした。2カメラセット商品より、別々の方が選択肢が増える。ちなみに、売れ筋のケンウッド・ドラレコのリアカメラはあまり性能が良くないらしい。
※コペンオーナーの方は様々、工夫しているようで
そんな矢先、たまたまネットで目に留まったのがスマホメーカーで有名なシャオミーのドラレコ関連会社「70mai」のカメラ。セールということもありポチッた。クルマの納車は4月予定とだいぶ先というのに、気が早すぎるかも(笑)。
商品名は「Xiaomi 70mai Smart Dash Cam 1S Car DVR(※海外ではドラレコではなくダッシュカメラが一般的)」。海外からの個人輸入になり送料込みで4000円。本機はリアカメラ専用機にする予定。
ちなみにこのカメラ、見た目がまったく同じ「D1」の後継機種になりモデル名は「D6」になる。レンズの明るさ F2.2 は変わらず。イメージセンサーは夜に強いSONYのIMX307にバージョンアップし、同様にCPUも進化した。さらに、グローバル対応として日本語にも対応している。
本体にモニターがついていないのは、WiFi経由でスマホで映像を見る仕組み。スリムなので場所を選ばない。しかもカメラ性能はリアカメラ専用機より良いと思われる。
電源はUSB。コードとシガーソケットタイプのアダプターが付属されるが、電源をここからとるのは野暮ったくなるので、DC-DCコンバーターも同時に注文した。配線はスマートにいきたい。
もうひとつ、利点がある。カメラ外観を見てわかる人は早々に気が付いたと思うが、マウントには世界標準のアクションカメラGoProのアクセサリーが使えそうだ。これは僕的には決定打。
知ってのとおり、GoProのアクセサリーには吸盤タイプ、クランプタイプなど豊富な種類のマウントベースがある。極論いうと、リアカメラは「モバイルバッテリー+GoProマウント+本機」という組合せで、使いたい時だけ使う、というユースケースも考えられるのだ。
Enjoy!