3年育てたサクランボの苗木が、ついにお花を咲かせた。おうちでお花見ができることになるとは、これ正にプライスレス。
ということで、本日は、あちらこちらで春到来を知らせてくれている「サクラ」と「サクランボ」の違いをお話ししたいと思う。
我が家のサクランボに花がついたことを遡ると、元はこのサクランボ「紅秀峰」になる。
思い起こすと2018年7月、冗談半分に食後の残ったタネを発芽させてから花が咲くまで約1000日。可憐な花びらを見て、思わず「頑張ったね」とつぶやいてしまった。
さて、本題に戻ろう。
結論から先に述べると、「サクラ」と「サクランボ」は同じバラ科サクラ属ながら、種が違うので、サクラからはサクランボは獲れない。
サクラの代表ソメイヨシノは、「見るのを楽しむ」ために品種改良された観賞用のサクラ。その祖先は山桜になる。一方、サクランボのサクラはセイヨウミザクラといい、種の原産国はヨーロッパになる。
開花もソメイヨシノより少し遅れて咲き、花びらの色もソメイヨシノが薄いピンクに対し、セイヨウミザクラのそれは白だ。
7月には市場に出回るサクランボ。発芽から1000日と気が遠くなるほど時間はかかるが、春のお花見鑑賞用としてチャレンジしてみてはいかがだろうか。
Enjoy!