その瞬間を切り撮る

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サクラとサクランボの違いは?

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3年育てたサクランボの苗木が、ついにお花を咲かせた。おうちでお花見ができることになるとは、これ正にプライスレス。

ということで、本日は、あちらこちらで春到来を知らせてくれている「サクラ」と「サクランボ」の違いをお話ししたいと思う。

f:id:yoshi_camera:20210330194954p:plain我が家のサクランボに花がついたことを遡ると、元はこのサクランボ「紅秀峰」になる。
思い起こすと2018年7月、冗談半分に食後の残ったタネを発芽させてから花が咲くまで約1000日。可憐な花びらを見て、思わず「頑張ったね」とつぶやいてしまった。

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さて、本題に戻ろう。

結論から先に述べると、「サクラ」と「サクランボ」は同じバラ科サクラ属ながら、種が違うので、サクラからはサクランボは獲れない。

サクラの代表ソメイヨシノは、「見るのを楽しむ」ために品種改良された観賞用のサクラ。その祖先は山桜になる。一方、サクランボのサクラはセイヨウミザクラといい、種の原産国はヨーロッパになる。

開花もソメイヨシノより少し遅れて咲き、花びらの色もソメイヨシノが薄いピンクに対し、セイヨウミザクラのそれは白だ。

 

みなさんがよく耳にするサクランボの種類としては、佐藤錦(さとうにしき)が有名ですね。国内で最も多く生産されている品種で、ヨーロッパ各国で栽培されている品種ナポレオンとアメリカ原産の黄玉を交配してできたものです。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助さんに因んで名づけられました。  だんだんサクランボが食べたくなってきました。春になり桜色に染まった後は、真っ赤なサクランボを楽しみにしましょう。

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7月には市場に出回るサクランボ。発芽から1000日と気が遠くなるほど時間はかかるが、春のお花見鑑賞用としてチャレンジしてみてはいかがだろうか。

Enjoy!