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RX100M7・サードパーティ製シューティンググリップをレビュー

RX100M7はシリーズのなかで、とりわけ動画撮影性能が高いと評判なので、シューティンググリップをポチッた。

純正ではなくJJC(中華製)の「JJC TP-S2(なぜか、amazonでの表示はGP-VPT1とSONY型番と類似。これってヤバくないですか?)」。お値段、約4,500円(ポイント差し引き後)と魅力的な価格。

ちなみにJJCはそこそこの品質で多彩なカメラアクセサリーをラインナップしており、日本ではエツミがここの代理店になっている。カメラ好きなら馴染みがあるメーカーかと。

 

純正にこだわるならSONY「VCT-SGR1」。amazonで7,500円(執筆時点)。この上位機種に無線接続(ブルートゥース)で操作機能が増えた「GP-VPT2BT」というモデルもある。こちらは、10,700円(執筆時点)。

JJCのシューティンググリップは見た目が「GP-VPT2BT」っぽいが、カメラとの接続は「VCT-SGR1」と同じ有線で、かつ、純正の有線シューティンググリップ「VCT-SGR1」より格安という隙間を狙った位置づけになる。

僕的にはRX100M7のバッテリーの持ちはあまり良くないと聞いていたので、もともと無線方式の「GP-VPT2BT」は選考外だった。なので僕と同じような考えをもっている方には合っている製品かと。

 

操作パネルのボタンはJJC独自の配置だ。添付マニュアルは英語、ロシア語、中国語なので、簡易に翻訳。

PHOTO:シャッターボタンになる。半押ししてピントを合わせ、全押しで撮影はカメラ本体と同じ。

長時間露出にも対応しており、カメラの撮影モードをM(マニュアル)にし、シャッタースピードをバルブにする。PHOTOボタンを3秒間押し続けるとカメラシャッターは自動的にロックされる(押し続ける必要はない)。その状態で、もう一度、PHOTOボタンを押すとシャッターロックは解除になる。 ※これ、便利かも。

T⇔W:ズームボタン

MOVIE:動画撮影ボタン

GRID LINE:グリッドラインの表示

POWER:カメラの電源OFF/ON ※これ便利かも

 

JJCの公式ホームページには、製品ハイライトとして、次のように製品を紹介されていた。※一部、独断で加筆

・リモート機能付きのシューティンググリップは、SONY VCT-SGR1 三脚グリップのアップグレードに最適
・電源のオン/オフ、ビデオの開始/停止、フォーカス/撮影、ズーム、グリッド線機能の表示を制御など豊富な操作機能

Vlog撮影とライブストリーミング用に特別に設計され、ハンドグリップまたはミニ三脚としても使用できます
・雲台はフル360°パンレンジと180°チルトヘッドデザイン
・カメラに簡単かつ安全にアクセスするためのサムホイール
・上部、下部、2本の脚に滑り止めパッドが付いています

 

本体重量は実測で196g。装着できるカメラの最大重量は1200gとなっている。

評価としては、★3つ。雲台のロック精度が甘く、少しカクカクするのがマイナスポイント。実用上は差し支えない。

 

Enjoy!