その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

ちゃんと充電できてる?

f:id:yoshi_camera:20190902205004j:plain
カメラのバッテリー充電時間がかかりすぎる場合などに「充電圧・電流値の見えるか」ができるテスターは一台持っていた方が良いかもしれない。

USB ACアダプターの出力電流はカタログスペック通りか?モバイルバッテリーの蓄電容量に虚偽はないか?などなど、怪しい買い物をした時にもきっと役に立つでしょう。

モノは海外サイトから購入、お値段291円(送料込)。

f:id:yoshi_camera:20190902203426j:plain

使い方は、いたって簡単。充電アダプターやモバイルバッテリーとケーブルの間に繋ぐだけ。

写真のようにUSB充電の際、電圧、電流に加えて、積算充電容量(mAh)や経過時間がリアルタイムで表示される。

画像の例でいうと、電圧は4.97V、1.66Aの電流が流れていることがわかる。
積算充電容量は充電量確認に活用するもの。例えば、ソニーαⅢのバッテリー「NP-FZ100」の電池容量が2280mAh。仮に空から充電するとすれば、今どれくらいまで蓄電できているのかが数値で把握できる。

購入するときの注意点としては、測定できる電圧・電流範囲、最大電圧・電流くらいは予め確認しておこう。参考まで、購入したテスターの諸元には、以下の記載があった。

Material: Plastic
Color: Black
Voltage: 4-20V+/-1%
Current: 0-3A+/-1%
Time: 0-99H
Net weight: 19g

ということは、急速充電の規格対応はQC2.0までで、QC3.0以降の機器はこのテスターに繋げてはいけない、ということになる(最大4.6A)。QC規格の機器をお持ちの方はご留意を。

また、スマートホンのバッテリー残量が約80%以上になるとトリクル充電という方式に変わり、電流の値は低くなり継続的に流れるようになる。これは故障ではなく、充電方式の常識なので数値を見て騒がないようにしよう。