ケーブルワイヤー式イヤホンが簡単にBluetooth対応イヤホンに早変わりしちゃうという話し。
以前レビューに書いたKZ社のイヤホン。
ケーブル着脱式なので、純正・サードパーティも含め色々なケーブルワイヤーにリケーブルできる。
さらに、「KZシリーズ」の専用Bluetoothイヤホンケーブルも純正アクセサリーとして用意されている。つまり、簡単にBluetooth対応イヤホンに早変わりしちゃうわけ。
というわけで、このケーブルが届いたので、簡単にレビューをまとめておく。
商品名は、「KZ Upgrade Bluetooth Module Wire With 2PIN/MMCX Connector For KZ ZS10 Pro/ZS6/ZS5/ZS4/ZST/ZSX」
KZ社の純正アクセサリーで、僕が知る限り三世代あるようだ。第一世代は既に廃盤商品になっており、現在市場に流通している主力製品は二世代以降。
第一世代:Bluetooth 4.1規格対応
第二世代:Bluetooth 4.2 Qualcomm CSR8645 Chip aptX対応
第三世代:Bluetooth 5.0 Qualcomm CSR8675 Chip aptX-HD対応
購入したのは2世代目。
僕のスマホはiPhoneなのでコーデックはSBC/AAC。残念ながらaptXの恩恵は受けられない(android端末ならOK)。よって、aptX-HDは不要と判断した次第。
さて、話をBluetoothケーブルに戻そう。スペックは以下の通りになる。
・Bluetooth 4.2 support aptX technology
・Weight:42g
・Standby Time: Up to 100h
・Working Time: Up to 8h
・Charging Time:Up to 2h
バッテリー容量は130mAh、IPX5級の防水性能、CVC 4.0音声通知ノイズキャンセリング技術を採用し外部の騒音を抑える、といった特徴があるようだ。
同梱されるマニュアルは中国語と英語のみ。その操作は簡単だ。
開封後のBluetoothペアリングは、▽ボタンを長押しを保持することで接続できる。
充電はUSB-Cコネクタで繋ぎ、赤色のLED点灯が充電中。青色のLED点灯で満充電。
音質はケーブルワイヤーと比較し再生レンジが狭まり若干低音域が持ち上がる傾向かと。これは恐らく内蔵アンプの影響だろう。そもそも、Bluetooth経由の音質にはあまり期待はしていなかったので、一般的なブルートゥース・イヤホン並みであることは間違いない。
また、amazonのレビューを見ると以下の書込みが気になっていたが、そのような症状は確認できなかった。
・曲間の無音時、ホワイトノイズが気になる
・室外では電波干渉でブツブツ切れる(室内利用で数メートルのみのため確認できず)
→ 朝夕の満員電車、通勤者でごった返す駅構内で使用したが切れたのは瞬間1回だけ
最後にまとめになるが、ケーブルが邪魔になるようなシーンでは活躍しそうだ。着せ替えの手間もかからないし、操作も簡単。そして、驚きのリーズナブルさ。
モノはamazonでも販売しているが、海外サイトだと1300円程度で買える。群を抜くコスパは、KZイヤホンユーザーにはお勧めしたい。