その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

ハードディスクが満杯!その対応は?

f:id:yoshi_camera:20200411195602j:plain

 カメラを趣味にすると、遅かれ早かれ直面する問題がデータ保管先の母艦となるPC本体のハードディスク容量不足。

”チリも積もれば山になる”ことわざのとおり、撮影→画像取り込み→編集→保存の日々の積み重ねがハードディスク容量を圧迫することになる。

ということで、本日は、クリーンインストールなどソフトウェアの入れ替えの手間もなく、ハードディスク容量を飛躍的に増やす方法をご紹介しよう。

 

■Over View

・HDDデュプリケーターを使って、ハードディスクを丸ごとコピー

Windows管理ツールでHDDパーティションのサイズを変更する

・ボリューム拡張ができない場合の対処

 

■HDDデュプリケーターを使って、ハードディスクを丸ごとコピー

f:id:yoshi_camera:20200411190453j:plain

デュプリケーターとは、HDDやSSDをコピーするためのコピーマシン。
パソコンを使わないで、”簡単・安全・確実” にハードディスクを丸ごとコピーできる優れもの商品だ。装着してボタン”ポン、ポン”の簡単操作であっけなく作業完了。

仕様上の注意点としては、コピー先のハードディスク容量は、コピー元のハードディスク容量より大きいことが大前提になる。

 

概要等は以下リンクご参照。

 

www.youtube.com

  

■HDDパーティションのサイズを変更する

次はコピー後のハードディスクをPCに戻して容量拡張の作業を行う。

Windows 10の内蔵ディスク管理ツールでパーティションサイズを変更

・回復パーティションがあり、「ボリュームの拡張」のメニューがグレーアウトして選択できない場合は、「回復パーティション」を削除する(後述)

 

pc-karuma.net

 

■ボリューム拡張ができない場合の対処

僕のケースは、「ボリュームの拡張」のメニューがグレーアウトして選択できなかった。

調べてみると、何とディスクの管理上で拡張したいパーティションの右隣に、回復パーティションがある場合は、未割り当て領域があったとしてもボリュームの拡張ができないのだ。

結局、取った手段は、

Windows 10 の回復ドライブの作成(USBのフラッシュメモリに初期化用のデータを保存)

・diskpartコマンドで回復パーティションを削除

・前述のWindows 10の内蔵ディスク管理ツールでパーティションサイズを変更

 

 

Windows 10 の回復ドライブの作成はこちらをご参照

faq.tsukumo.co.jp

 

diskpartコマンドで回復パーティションを削除はこちら

itojisan.xyz

 

diskpartコマンドは、ヘタすりゃシステムパーテーションを削除しかねないので、細心の注意を(久々に緊張しました)!

 

まとめになるが、HDDデュプリケーターは非常に便利なツールだった。
また、作業に入る前にWindows 10の内蔵ディスク管理ツールでパーテーションをチェックし、システムパーテーションのすぐ隣に回復パーテーションがある場合は、ひと手間必要であることを覚悟しておきましょう。