その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

大きなお買い物

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買い物のなかでも高額商品が本日のテーマ。

さて、お題をひとつ。男の子にとってクルマというのは何なのか?
恐らく、世代や個々の価値観で千差万別だと思うが、僕の場合は移動手段というより「体験する喜び」かな。単なる”速さ”だったら新幹線を使えば良いし、”移動”なら電車やチャリの方が経済的。

今回は僕の人生において新しい体験を手にする。長年、クルマはドイツ車に乗っていたが、本日、国産Kの売買契約をした。すなわち、乗り換え。車種は画像(オモチャ)のとおりコペン・セロ。車格だけでいうと思いっきり、ダウングレード!!しかし、オープンカーという未体験ゾーンにワクワクする楽しみがある。

 

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思い起こせば、ドイツ車は本当に良いクルマだった。乗り換えを決断した今でもドイツ車はFUNだ。というのは、20年ほどの付き合いだったがメーカーが謳う「駆け抜ける喜び」というコンセプトは紛れもない真実だったからだ。

 

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ドイツの某社のクルマは50:50の重量配分にこだわり、国産車とは次元が違うハンドリング。サス周りもすごくて超安心できる高速安定性は、「駆け抜ける喜び」って本当だね、といたる場面で納得したものだった。

一方、欧州車は壊れない国産車と違い、メンテし続けて品質を保つという設計思想。なので、とにかく定期的に部品を交換し続けるので、維持費がかかる。加えて、ボディ剛性がハンパなく頑丈な分、良い部分は沢山あるが、燃費は悪い。

このような背景と僕の歳もそれなりになったこと、更に普段の乗車人員も最大二人になったことで「駆け抜ける喜び」から「風を楽しむ」に大きく舵を切ることにしたわけ。

 

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燃費は300%以上向上、維持費もこれまでの半額以下と格安だしね(笑)。自分自身に言い聞かせているのはダウングレードではなく、「ダウンサイジング」。
身の回りの実環境に合わせていくのは地球にも優しいし、美徳だと言い聞かせている。

 

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候補はミッドシップのホンダS660だった。悩みに悩んだけれど、ホンダS660はクルマというより四輪のバイクという感じ。二人乗車したら荷物はまったく載らないほどエッジが効いた設計思想には、さすがに躊躇してしまった。ということでコペン

コペンNSXのようにオーダーが入ってから専用工場で作りはじめるので納期はかかる。暫く、足はチャリだけ(笑)。手元に届く頃は春。カメラを助手席に積んで、風を感じながらドライブしたい。

Enjoy!