その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

4K動画撮影のためのSDカードとは?

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GoPro HERO8 を注文したと同時に別注したSDカードは大きすぎず小さすぎないSanDisk Extreme 64GB」にした。お値段は1699円。安くなりましたねぇ。


これを選んだ理由は下のリンク先を読んでもらうことにして、偽物かないかのチェックポイントをまとめておきたい。

www.rentio.jp

 

■パッケージ裏面のバーコード番号を疑ってみる

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偽物はバーコード番号が怪しいらしい。そこでパッケージ記載の「 619659169770」を

こちらのサイトで調べてみる。

結果は「SanDisk 64GB Extreme MicroSDXC UHS-I Memory Card with Adapter - 160MB/s, U3, V30, 4K UHD, A2, Micro SD Card - SDSQXA2-064G-GN6MA」と返ってきた。

 

まず最初の関門はクリア!

 

■パッケージ裏面のスタンプ「LIFE TIME」の印字を疑ってみる

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偽物は「LIF ETIME LIMITED WARRANTY」という誤字情報もあるという。こういったスペース区切りがおかしかったり、誤植は偽物にはよくある話。

 

ここもクリア!

 

■肝心の転送スピードを計測してみる

最終的には物理試験。パッケージには

・最大読み込み速度:160MB/s
・最大書き込み速度:60MB/s

とあるが、まぁ、あくまでも最大でありPC環境にも左右される。なので、ここはSD規格「V30」をクリアしているかどうかが論点。

・V30=30MB/s以上

であれば、4K録画はOKとなる。ちなみに転送速度が60MB/s以上であれば、ひとつ上のV60クラスになり理論上は8Kも実用上は大丈夫ということ。

 

気になる結果は、、、

 

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ということで、偽物ではなく、かつ、規格を十分に超えるSDカードであることが明らかになった。

ちなみに、テスト時間が少しかかるが、より詳細に転送速度を計測できるツールもある。こちらの結果はというと

 

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「読み(86MB/s)・書き(64MB/s)」ともに60MB/s以上と十分な性能であることがわかった。よって、購入したものは偽物ではなく、GoPro HERO8で安心して使えるSDカードとなる。

というわけで、偽物を掴まされないポイントの解説した。
SDカードは単に安さだけでなく、信頼がおけるショップから購入することをぜひお薦めしたい。また、パッケージを鵜呑みにせず、最低限、物理試験はトライしてみてから使用することを強く推奨したい。