ND(減光)フィルターのお話し。
GoProのレンズF値は2.8固定。ということは、適正露出をシャッタースピードで調整しているわけ。
もしかしたら「眩しいほどの夏の快晴時、特に動きがある被写体を撮った動画がイマイチ滑らさに欠ける、、、」といった問題に遭遇してしまうことがあるかもしれない。
この解決にNDフィルターが役立つ。
下の動画の37秒目あたりから始まる自転車ホイールの動きに注目して欲しい。
シャッタースピードが速いとフレーム単位の被写体はピタッと止まる。よってNDフィルター「無し」のとき、滑らかさに欠けた動画になってしまう。
一方、NDフィルター「有り」は、減光によりシャッタースピードを強制的に遅くできる。よって、フレーム単位の被写体はブレた状態になり、結果として滑らかな動画に仕上がるという訳だ。
GoProのF値は2.8なので、快晴の屋外でのシャッタースピードは恐らく1/1000~。選択肢としてはND8もしくは16あたりで良いかなぁ、と考えている(下表)。
もうひとつ、NDフィルターのTipsとして二枚重ね付けすることで、さらに減光効果を得ることができ、それは「掛け算」で求められる。
・ND4の二枚重ね付け= 4 × 4 = ND16相当
重ね付けについて、参考までケンコーレンズの解説リンクを貼付する。関心がある方は記事を読んで欲しい。