”はじめてのジンバル” となる僕が、撮影をはじめる前にやるべきルーティーンを学習した。
ここでは、初心者ならではの視点で、DJI OSMO MOBILE 3 の撮影を開始する前に行う重要なポイントを5つのTipsとしてまとめてみる。
・バランス 調整
・バッテリー残量確認
・アクティブトラック(アプリ)
・フォローモード(アプリ)
・OSMOウォーク
1.スイッチオンの前にバランス調整をしよう
”バッテリーの減りが早い”、“OSMO Mobile3本体が熱くなる” 、といったトラブルを回避するために、本体の電源を入れる前にバランス調整するのがお約束の儀式。
※動画は日本語字幕オンでご覧ください。
バランス調整はジンバル本体を三脚に取り付けた状態で行うがベター
・折り畳まれているジンバルを展開する
・DJIロゴを目印にスマートフォンホルダーを回転させロックを外す
・カメラレンズが左側に位置するようスマホを取り付け
・横向きのバランスを調整
・縦向きのバランスを調整
2.バッテリーの残量チェック
本体(Osmo mobile 3) の電源がオフの状態で、Mボタンを一回押すとバッテリー残量が確認できる。
説明書によると標準の動作時間は15時間(バランス調整がされていることが前提)。
3.アクティブトラックを使いこなそう
アクティブトラックは常用したい機能だ。
これは指定した被写体を自動で追いかける機能になる。 Osmo Mobileは被写体の速度に合わせて動きを調整してくれる。
・この機能を利用するには、あらかじめスマホアプリ”DJI MIMO”の設定の中から「ワンプッシュアクティブトラック:オンオフ」をONにしておく必要がある
・トリガーボタンをトンと1回押すとアクティブトラックのオンになり、被写体を自動追尾してくれる。これは超便利。
ちなみに、トリガーボタンは機能の呼び出しに使う。使い方は以下のとおり。
・Osmo Mobile 3のトリガーボタンを1回押すと、緑の枠が画面上に表れ、被写体追尾機能の「ActiveTrack」がONになる(もう一回、押すと解除)
・「ツー」と長押ししたままだと、ジンバルはロックモード状態。ジンバルは手の動きをフォローしない。トリガーボタンを離すとロックモードは解除される。
・「トン・トン」と2回押すとセンタリング
・「トン・ツー」と1回押して次に長押するとジンバルの動きがスピーディになるスポーツモード
・「トン・トン・トン」と3回押すとカメラの前後切り替え
4.アプリ・フォローモードの「パンフォロー、チルトロック、FPV」って何?
Osmo 3 は初心者におすすめのジンバルだが、モードを間違えて思ったような画を撮れないことも多々あるようだ。
それぞれのモードの特性を知り、練習を繰り返せばスムーズな画、面白いアングルの画、スピード感のある画などを自由自在に撮ることができる。
・パン(横方向)フォローモード: 水平を保ちつつ左右に動かせる。上下の角度も動かせる。恐らく、メインで使用頻度が高そうなモード
・チルト(縦方向)ロックモード: 水平を保ちつつ左右に動かせる。上下の角度調整はロックされる。
・FPVモード: 一人称視点(First Person View)の略。
前後左右、本体を向けた方向にカメラが向いてくれる。つまり、普通のカメラと同じように撮影できる手の動きに滑らかに追随してくれるのがこのモード。水平も上下角度調整もロックされない。
5.撮影時の歩き方に「OSMOウォーク」なるものがあるらしい
ジンバル機能を最大に引き出すための歩き方とは?
ブレを抑えるカメラスタビライザーを使いこなすためには、独自のウォーキングスタイルを実践する必要があります。今回は、#DJI #Osmo / #OsmoMobile ユーザーの方々に、「Osmoウォーキング」の紹介映像をお届けします。 pic.twitter.com/zbQGHEfEWP
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) January 6, 2017