その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

L型クイックリリース・プレートを使う理由

f:id:yoshi_camera:20190514182005j:plain

Lプレート、Lブラケット、L型プレートなど色々呼び名はあるようだが、要するにアルカスイス互換のクイックリリースシステムのこと。私が保有する機材の殆どに装着している、このLプレートの魅力をまとめてみたい。

 

1、メリデメ

メリット1:カメラのホールドが格段に向上する

f:id:yoshi_camera:20190514182846j:plain

Before

f:id:yoshi_camera:20190514182959j:plain

After

お散歩カメラ「α5100」のボディサイズは109.6(幅)×62.8(高さ)×35.7(奥行き) mm。これにLプレートを装着すると高さが12mmほど増し、74.8mmになる。

12mm増しの効果は高い。カメラを構えたとき、中指の指先がLプレート上部とボディグリップのくぼみに丁度引っかかるようなポジションになるため、とても良い具合にカメラをホールドすることができる。言葉ではうまくニュアンスを伝えにくいが、ホールドの悪さのストレスはゼロになるといっても過言ではない。

 

メリット2:三脚雲台へのセットが素早くできる

今ではあらゆる雲台メーカーが採用する規格になっているアルカスイス。素早くカメラを雲台にセットできるレールの仕組みは、一度使ったら便利過ぎて病みつきになる。
※あくまでも、アルカスイス互換の雲台を保有していることを前提

 

メリット3:持ち歩くのが楽

指先に引っかかるポイントが多くなるためか、カメラを鷲掴みして持ち歩くときは、非常に楽に感じる。

 

メリット4:ボディ底面の保護になる

三脚なしで夜景等を撮る際、適当な建築物にカメラをポン置きして撮影するシーンがあると思うが、ボディ底面がプレートで保護されるため、ガンガン撮影に集中できる。

 

デメリット1:重くなる

数十グラムは重くなる。これは致し方ない事実。

 

2、汎用タイプか専用タイプか

f:id:yoshi_camera:20190514194607j:plain

f:id:yoshi_camera:20190514194631j:plain

Ⅼプレートはカメラを選ばない汎用タイプとカメラボディの型に合わせた専用タイプに大別されるが、ぜったい専用タイプを買うべき。頻繁にアクセスするバッテリーやSDカードを出し入れする際、汎用タイプは、プレートを取り外す手間が増えるので、お勧めしない。

 

3、高級品か普及品か

一見同じように見えるLプレートであっても、アルミ素材(色々種類がある)とCNC加工精度、仕上げの丁寧さで数万円から数千円までピンキリ。

ちなみに私は割り切りのピン派。

隙間ができてプレートの役目を果たさないという致命的な問題がない限り、多少の仕上げの悪さには目をつぶってコスト優先としている。
ちなみに中華系ECサイトで買うと、送料込で15百円程度が相場である。

4、まとめ

少々重みは増すがカメラのホールド感に違和感あるいは拘りがある方にはLプレートを強く推奨したい。
また、格安で購入したいのであれば、国内より中華系ECサイトがベター。