Meikeは香港のレンズメーカー。歴史が浅い新興レンズメーカーが市場に出したMeike 12mm F2.8 Ultra wide angel lensは、ハッキリ言って三流品。それが意外に意外、α7Ⅲとの組み合わせでは良い仕事をしてくれた(※)。
超広角レンズの価格帯は国内有名メーカーだと10万円が中央値。このレンズは海外輸入だと2万円。超広角の世界を知るという意味では入門用として手頃なレンズだ。
※APS-C専用レンズのため、フルサイズカメラに装着するとセンサの有効エリアがAPS-Cセンサ相当まで”小さくなり=画素数が落ちる”ので、本来で言うと正しい使い方ではない。
Meike is a young lens manufacturer in Hong Kong. To be honest, the Meike 12mm f / 2.8 Ultra wide angel lens is a minor product, but it's surprising that it works really well when combined with the SONY α7Ⅲ.
■flickrにアップされている作例
https://www.flickr.com/groups/3827388@N23/pool/
■Lens Review
https://www.ephotozine.com/article/meike-12mm-f-2-8-lens-review-30051
Meike 12mm f/2.8 Pros
・Low distortion
・Very close focus possible
・Only moderate distortion
・Well controlled CA
・Modest price
・Well made
Meike 12mm f/2.8 Cons
・Poor sharpness at edges
・Very susceptible to flare
・Very difficult to see focus point
■amazon レビュー
”MEIKE 12mmは価格を考えると、描写力や色再現をフジノンレンズと比べるべきではないと思いますが、マウントアダプタ経由でフィルム時代の各種M42レンズを使用した場合よりシャープさでは勝る傾向にあります。イメージサークルがAPS-Cに適合していることも関係すると思われます。超低価格でも決してトイレンズのような描写ではなく、まじめに作られた、実用に耐えるレンズと言えます。
海外のレビューを見ると、中間絞りの解像度がかなり高く、不思議にも最小絞りだけ急に性能が落ちるということなので、25センチという近接性能を使って背景のボケを重視したり、中間絞りでパンフォーカスにしてスナップ撮影に用いたり、使い方をしっかりマスターすればとても使い手のあるレンズになるでしょう。価格対価値の比率は高く、購入リスクが低い商品だと思いました。”
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XV22KSY/ref=pe_1895552_382571582_em_1p_0_ti
上記の作例、レビュー通り、卓越した性能ではない。しかしトイレンズでもないというニッチなレンズ。当然ながらカリッとしたシャープな画質を望んではいけない。
これがAPS-Cカメラではなくフルサイズカメラに装着するとレンズのイメージは変わる。クロップ機能によりフォーカスが甘い四隅がカットされ、いわばデジタルズームにより、おいしい部分だけが切りとられることで、結果的に画質の良いところだけ写真として記録されることになる。
画素数は落ちる?いやいや、普段使いなら全然気にすることはない。下の作例のよに意外に使えますよ!なお、クロップされるので画角は35mm換算でいうと18mm相当になる。
■Sony αⅢ × Meike 12mm F2.8 RAW現像
Thank you for visiting my blog. If your question is not solved, please leave a comment.