その瞬間を切り撮る

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iPhone11 8からのカメラ進化

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iPhone8から11へアップグレードして1カ月余り。スマホカメラの進化状況をまとめておこうと思う。

 

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iPhone11はデュアルカメラ搭載で両方とも1200万画素。超広角レンズは13mm f/2.4で広角レンズは26mm f/1.8になる。

iPhone8から大きく進化したと思ったのは、この複数のカメラレンズを活用し、背景をぼかした写真を撮ることができること(上記作例)。

興味深いことは背景のボケは二枚の写真を合成したものであり、撮影した後にiPhoneのカメラアプリ上から「ポートレートモードを無効化」や「ボケ具合(被写界深度)の変更」なんて操作も可能だということ。後付けはズルいと思ってしまうのはカメラ好きの方なら思うはず(笑)。

一点補足すると、このポートレートモードは万能ではない。寄れないという弱手があるので、食べ物系の撮影には不向きだ。基本は、人物の撮影をメインにした機能だと思った方が良い。

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もう一つはナイトモード。

ナイトモードで撮影すると、カメラの光学式手ぶれ補正が作動し、ほぼ同時に複数枚の写真を撮影。その後、ソフトウェアが写真を比較し、動きを補正してシャープに写った部分を融合、コントラスト・色を微調整してノイズを消し、ディテールを際立たせる、という処理をごく短時間に行ってくれる(上記作例)。

というわけで、iPhone8(2017)のカメラ機能を基準にiPhone11(2019)の二大進化を作例付きでまとめてみた。
スマホでここまでの絵が撮れてしまうとは、この先、どれだけの進化をとげるのであろうか。

Enjoy!