その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

α7ⅲのリモートレリーズの選択肢を考えてみる

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家族の集合写真、旅先でのツーショット、星空の撮影、、、そんなシチュエーションで無くてはならいのが「リモートレリーズ」、「シャッターレリーズ」、、、等の呼び名の類。要は、離れた場所からシャッターを切るためのカメラアクセサリーである。

用途別に色々あるので、一度整理したいと思い記事にした。

 

ケーブル(ワイヤー)式…画像の左側のケーブル。α7ⅲのUSB端子に接続して使う。ケーブルで繋がった本体のボタンを押してレリーズ(シャッターを切る)。長時間のバルブ撮影も可能。メリットは電源(電池)が要らない。デメリットはカメラ本体からの物理距離が短い。用途は、三脚とセットで星空、夜景・星空・花火・滝や渓流などの流れのある川とか。

 

赤外線ワイヤレス式…リモコンシャッターとも呼ばれる。画像の右側にあるタイプでカメラとの通信は赤外線を用いる。ボタン「S」はシャッター、「2S」は2秒タイマー。メリットはサードパーティ品だと1000円以下で買える。デメリットは通信範囲がせいぜい数メートルと短い。

α7Ⅲでこのリモコンを使えるようにするためにはカメラのMENU画面から【セットアップ3】→【リモコン】の項目を「切→入」に変更するだけ。設定画面からリモコンを【入】にすると一定時間操作が無いと本体の電源が落ちるパワーセーブ(スリープモード)が効かない。このためうっかり忘れて放置するとバッテリーが無くなってしまうので注意。

 

Bluetoothワイヤレス…無線方式にBluetoothを採用。赤外線通信方式に比べ、太陽光の下でも安定した操作がウリ。α7Ⅲでこのリモコンを使えるようにするためにはカメラのMENU→(ネットワーク)→ [Bluetooth設定]からペアリング操作を行う。メリットは赤外線の弱点をカバー。デメリットは高い(純正品で約7千円)。赤外線リモコンと同じく[Bluetoothリモコン]が[入]になっているときは、パワーセーブ機能は働かない。また、Bluetoothリモコンと赤外線リモコンは排他関係にあるので二者択一になる。

 

ones.co.jp

 

スマホリモコン…α7Ⅲはカメラ本体にアプリをインストールすることで色々な機能を利用することができるのも特徴。その中の1つ「スマートリモコン」は、スマホWiFi連携することでスマホ画面を見ながらシャッターを切ることができる。メリットはスマホをお持ちの方なら初期投資がゼロ。デメリットは使うまでの初期動作が面倒。

 

support.d-imaging.sony.co.jp

 

まとめとして、それぞれ一長一短。用途に応じ選ぶと良いだろう。

Enjoy!