その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

SELP1650の解像力はどうよ?

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 カメラ用レンズでよく注目される性能のひとつが「解像力」。
軽い、小さい、安いの代名詞がピッタリの SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650。中古を買ってみたので、その実力をテストしてみた。

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風景が題材。広角16mm(35mm換算24mm)で露出を段階的に絞って撮影し、枠内の解像力を比較。
旅先を想定し、手持ちで撮影するという簡易的な方法なので、参考程度に見て欲しい。

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SS:1/3200,f:3.5

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SS:1/2000,f:4.5

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SS:1/1250,f:5.6

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SS:1/800,f:7.1

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SS:1/500,f:9.0

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SS:1/250,f:11

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SS:1/160,f:14

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SS:1/100,f:18

「AEON」の文字の輪郭、屋上、昇降機塔の窓枠あたりに注目してみると、実用範囲はf5.6~9あたりという感じかな。その先は回折現象により絞るほど画質の鮮明さが失われ、f14以上はボケた画像になる傾向。

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16mm ss:320 f:9.0

SELP1650をカメラにつけて、旅先で風景とるなら「f5.6~9くらいが実用範囲」、というのが結論。

散歩ついでに写真を撮ってみた。
軽く、小さく、安いのトレードオフとして望遠側50mmに比べ広角側16mmは歪曲と周辺減光が激しいなどレンズ特性が大きく異なり、 ”ズーム全域で誰でも綺麗に写せる簡単なレンズ” ではない。癖を前提におき、ちょいと使いこなしを求められるようなレンズというのが所感。

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α5100+SELP1650 16mm F5.0

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α5100+SELP1650 50mm F6.3

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α5100+SELP1650 27mm F5.0