その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

明るいレンズのいつでも「絞り開放化」

 

 

手持ちのレンズの中に、「Neewer 35mm F1.7」という8千円で買える中華レンズがある。
周辺光量落ちや収差、樽型の歪(RAW現像で補正要)のダメダメさがある一方で、カリカリに高解像度の現代レンズとふんわりしたオールドレンズの中間に位置する描写力に魅力を感じ、結構、お気に入りのレンズ。

ユースケースは、絞り開放で使うことが多く、時として、F1.7という明るいレンズが仇になり、晴天時は絞らないと使えない不満があった。

本日は、このレンズ専用の安物NDフィルターを買ったというお話し。これで、ピーカンの晴天時であっても任意に減光できるので、いつでも「絞り開放」で写真が撮れる。

 

NDフィルターは使い勝手が良い可変タイプを購入。たまたま、物色中にセール特価だった、「Neewer 58mm MRC NDフィルター プロフェッショナル 可変減光調整可能NDフィルター ND2-ND400」をポチッた。レンズに合わせてNEEWERにしたわけではない。

 

いちおう、ND400まで対応しているようだが、商品説明に”光がND256に減少すると、Xパターンのグレアまたはゴースティングが発生する場合があり”と注意書きがあり、長時間露光には単体フィルターを使え、とあるので、値段相応のフィルターと思った方が良いだろう。ちなみに、amazonで約2千円で買える激安品なので、過度に期待することは間違いかも(笑)。

 

ミラーレスの愛機 NEX-7 に レンズ+フード+NDフィルター を装着すると、こんな感じ。メカメカしい?

 

たまたま、お昼ごろに日が差す晴天になったので、ダッシュで試し撮りをしてみた。
画像は、NDフィルター無しだと、絞り開放でシャッタースピード1/4000か露出オーバーになるところ、NDフィルターを使うことでSS1/125まで減光したもの。特に異常なし。

 

NDフィルターは、モノによっては全体が着色するようなことも聞いていたので、念のため、背景白でミラーレスのサブ機 α5100 を撮影したみたが、御覧のとおり、特段、違和感なし。

 

というわけで、激安NDフィルターであっても普段使いの範囲なら、ぜんぜん、撮影に支障がないことがわかった。あと、可変型はフィルター付け替えの煩わしさから解放されるので、非常に便利だと思う。

 

Enjoy!