その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

GoPro サードパーティリモコンの取説翻訳

 


GoPro(HERO8)を使っていて、常々気に入らないのはシャッターボタンの固さ。防水性を考慮しているゆえ、しようがないかもしれないが、「えいっ」と指先に力を集中して押さなければならない操作性はスマートさに欠け嫌いだ。


これを回避する手段として、スマホ(アプリ要)からのリモート操作があるが、これもまた、いちいち、スマホを取り出して接続する手間も面倒くさい。

 

というわけで、専用リモコンを購入することにした。
純正品は、12, 000円とバカ高いので、サードパーティー品。amazonで3千円で買えた。

 

ご覧のとおり、Bluetooth®のペアリングさえ終えると、カメラ本体の操作や表示が手元のリモコンにとって代わる。

リモコンの電源ONでカメラ本体が連動して立ち上がり、OFFも同様。カメラ、ビデオのモード切替もリモコンからコントロールできるし、何より、シャッターは本体操作のように力まなくても軽い操作で切れる。

おぉ、ストレスがなくなった!これは、良い ♪

ハードルといえば、製品の付属品に日本語マニュアルが無いことくらい。ざっくり、翻訳してみたので、ご参考まで。 ※現時点で、スターボタンの機能は「謎」

 

LCD Display】

・リモコンバッテリー  ・タイムラプス
・カメラバッテリー   ・ビデオ
ブルートゥース    ・写真
・録画時間/録画数/写真枚数

 

【リモコンボタン】

■シャッター/セレクトボタン

・「短く押す」…シャッターボタン(カメラモード)、ビデオ録画のスタート・オフオン(ビデオモード)
・「3秒 長押し」…スマホとのBluetooth®ペアリングモードに入ります。Bluetooth®名は”T-10”になり、写真モードのみ機能します。

 

■セッティングボタン(Bluetooth®ペアリング、スモールモード)
・「3秒長押し」…リモコンはカメラとのBluetooth®ペアリングモードに入り、Bluetooth®インジケーターが点滅します
・「カメラ側の設定」…カメラ側の設定は、[接続]>[接続されたデバイス]>[リモートコントロール]を選択しBluetooth®ペアリングモードに入ります。「ペアリング成功」というメッセージを待ちます。

※ペアリングが失敗した場合は、カメラ設定で[接続のリセット]を選択後、上記のプロセスを繰り返してください。
・「短く押す」…メインモードからサブモードに切り替わります

Bluetooth®ペアリング後は、次回リモコンを接続する時に、再度ペアリングする必要はありません。カメラのワイヤレス接続がONの時、カメラとリモコンは自動的に接続され各機能が連動します。
カメラを長時間使用しないとワイヤレス接続がオフになる場合があります。この際は、カメラ側のバッテリーを一度抜き差しし、ワイヤレス接続を再接続してみてください。

 

■スターボタン

GoProのモードが”ビデオ”、”写真”、”タイムラプス”の時に有効
・「3秒長押し」…”Quick”モードに設定する
・「短く押す」…”Quick”モードのメインモード
※”Quick”とは? スマートフォン内の専用アプリによって、スマートフォンでの撮影をリモートコントロールしたり、不要なシーンをカットするなどの編集ができる操作することが可能

■モードボタン (電源オフオン/モードスイッチ)
・「2秒 長押し」…電源オン ※リモコンとカメラ連動
・「短く押す」…GoPro動作機能(ビデオ、写真等)の切換え
・「3秒 長押し」…電源オフ ※リモコンとカメラ連動
Bluetooth®ペアリング後、リモコンを使って電源オフオンができます)

 

■5台までのBluetooth®ペアリング

 

■充電

充電ケーブルをリモコン背面のスロットルにつなげ、ケーブルのもう一方をUSBポートに接続してください。

[充電時間] 2.5時間 [リモコン使用時間]10時間

 

※充電ケーブル端子のショートによる火災を防ぐため、充電ケーブルには金属物を近づけないでください。

 

Enjoy!

 

 

明るいレンズのいつでも「絞り開放化」

 

 

手持ちのレンズの中に、「Neewer 35mm F1.7」という8千円で買える中華レンズがある。
周辺光量落ちや収差、樽型の歪(RAW現像で補正要)のダメダメさがある一方で、カリカリに高解像度の現代レンズとふんわりしたオールドレンズの中間に位置する描写力に魅力を感じ、結構、お気に入りのレンズ。

ユースケースは、絞り開放で使うことが多く、時として、F1.7という明るいレンズが仇になり、晴天時は絞らないと使えない不満があった。

本日は、このレンズ専用の安物NDフィルターを買ったというお話し。これで、ピーカンの晴天時であっても任意に減光できるので、いつでも「絞り開放」で写真が撮れる。

 

NDフィルターは使い勝手が良い可変タイプを購入。たまたま、物色中にセール特価だった、「Neewer 58mm MRC NDフィルター プロフェッショナル 可変減光調整可能NDフィルター ND2-ND400」をポチッた。レンズに合わせてNEEWERにしたわけではない。

 

いちおう、ND400まで対応しているようだが、商品説明に”光がND256に減少すると、Xパターンのグレアまたはゴースティングが発生する場合があり”と注意書きがあり、長時間露光には単体フィルターを使え、とあるので、値段相応のフィルターと思った方が良いだろう。ちなみに、amazonで約2千円で買える激安品なので、過度に期待することは間違いかも(笑)。

 

ミラーレスの愛機 NEX-7 に レンズ+フード+NDフィルター を装着すると、こんな感じ。メカメカしい?

 

たまたま、お昼ごろに日が差す晴天になったので、ダッシュで試し撮りをしてみた。
画像は、NDフィルター無しだと、絞り開放でシャッタースピード1/4000か露出オーバーになるところ、NDフィルターを使うことでSS1/125まで減光したもの。特に異常なし。

 

NDフィルターは、モノによっては全体が着色するようなことも聞いていたので、念のため、背景白でミラーレスのサブ機 α5100 を撮影したみたが、御覧のとおり、特段、違和感なし。

 

というわけで、激安NDフィルターであっても普段使いの範囲なら、ぜんぜん、撮影に支障がないことがわかった。あと、可変型はフィルター付け替えの煩わしさから解放されるので、非常に便利だと思う。

 

Enjoy!

 

 

 

RX100M7 実は寄れるレンズというお話し

昨日の関東はゲリラ豪雨に見舞われ散々たる天気だったが、本日は打って変わっておひさまサンサンの晴天。コペンのルーフを開けて、風の匂いを感じながら100kmほどドライブしてきた。

ドライブの相棒として連れて行ったのがRX100M7。コペンの狭く限られたキャビンのなか邪魔感ゼロがうれしい。しかし、途中、ランチを撮影してみたら、悲しいことにどうも被写体に寄れない、、、^^;

という訳で、本日はRX100M7のTips。カメラのクセさえ覚えちゃえば、意外に寄れるレンズだった、という話し。

 

http://ke-kun.com/2019/191104-RX100M7.html から引用

上のグラフを見て欲しい。さすがベストセラーのカメラだけあって、諸先輩の皆様が「どれくらい寄れるか」について、レポートを上げてくだっさっている。

結論から言うと、御覧のとおり、RX100M7はワイド端でもテレ端でも寄れない。50mmが一番寄れるということになる。

では、実際にこれを検証してみよう。

 

ワイド端の24mm(35mm換算)。
ランチを撮ろうとしたら、寄れない感覚はまさにこれ。

 

50mm(35mm換算)。
おぉ~、これこれ♪ まさしくグラフのとおり「グッと寄れた」写真が撮れた。
RX100M7のユーザーの皆さん、寄りたかったら50mmです!

70mm(35mm換算)。
ワイド端よりは寄れる。となると、テーブルフォトは「50mm」もしくは「70mm」だな。

news.mapcamera.com

 

100mm(35mm換算)。

 

最後に機動的に写真を撮るTips。

RX100M7のコントロールリングは好みの機能を割り当てることができる。僕は、ここをZOOMにし、動作範囲をステップにした。
ステップの場合は、24mm/28mm/35mm/50mm/70mm/100mm/135mm/200mmと段階的なズームになるので、一番寄れる50mmに素早く切換えられる。

あ~、スッキリした。

 

Enjoy!

 

RX100M7 24~200mm(35mm換算)の実力を確かめてみた

画像はソニー公式ホームページからの転用

7世代目のRX100VII(DSC-RX100M7)は、35mm換算で、24-200mmの高倍率がウリ。
誰もが思う「どれくらいの実力なのよ?」を自ら確認してみたくなり、実際に撮ってみた。

 

天気はあいにくの曇り。全体的に眠たい絵になっていることにはご容赦を。なお、撮影条件は、ISO、ホワイトバランスともオート。絞りはF8固定。

最初の1枚目は、ワイド側24mm(35mm換算)。

 

50~70mm付近(35mm換算)

100~110mm付近(35mm換算)

 

150~170mm付近(35mm換算)

 

200mm(35mm換算)

 

ちなみに上の200mm(35mm換算)に写っている船をトリミングしてみた。
解像度はご覧のとおりで、流石、ツァイス というべきか! 船名やその右上にある船体番号まで識別できる高画質ぶりに驚き。と同時に、背中まで迫いついてきた、スマホを突き放すカメラの意地なんだなぁ、と。

 

ズームレビューが終わってからの帰り道のスナップ。解像度が素晴らしいですねぇ。
24mm/f4.0  露出補正-1.0 。アンダー気味で撮ると味がある絵が撮れそう。

 

最後に7世代目のボケ具合はどうよ?ということで、ベランダのカーネーションを撮ってみた。
JPEGの撮って出しになるが、「意外にいいじゃん」、というのが感想。ちなみに、焦点距離は57mm。こちらも、あえてアンダー気味(-1.3)で撮影。

 

というわけで、ざっくりとしたRX100M7のファーストインプレッションはここまで。

細かい設定はこれからになるし、使いこなしの最初の一歩になるが、一つだけ言えることは強力なサブカメラになりそうと実感した次第。

 

Enjoy!

 

 

 

RX100M7 おすすめカメラケースは?

RX100ユーザーにとって、恐らくストラップ同様に悩むのがケースではなかろうか。
カメラのコンパクトさを台無しにしたくない(小さくて)、一方、ちゃんとカメラを保護できるもの。取って・しまうの一連の動作でストレスを感じさせないもの・・・・などなど。

 

あれこれ悩んで、カメラを外にだせないのも本末転倒な話しなので、えいやっ、で暫定ケースをポチッた。ハクバの「ピクスギア タフ03 L」。amazonで1000円ちょいで買える。

ジャストフィットか?というと、まぁ、少しぶかぶか。だが、カメラを保護するという本質的な目的にはちゃんと叶っているし、コスパ的にも悪くない。暫定ケースという用途からするとじゅうぶん合格点かな。

 

バンパー構造という、ケースがシェルのようにカメラをガードするので、万が一、アスファルトの道路に落としても、大丈夫なハズ。見た目以上にしっかりしている。

 

 

納まり具合は、こんな感じで、縦横奥行きとも十分、余裕がある状態になるが、持ち歩く際、ケースのなかでカメラが暴れるというほどでもない。逆にキッチキッチだと、サッとだせないので、このくらいの余裕があってもいいかもしれない。ちなみに、内部にメモリカードや予備バッテリー程度を入れられるポケットがついている。

 

そうそう、カメラ―ケースでジッパータイプは本体にキズをつける可能性があるので、やめた方が良い。買うなら、マジックテープのこのタイプを。

 

※今回のモノ撮りは、久しぶりにシグマのEマウント60mm単焦点レンズを使ってみた。Aマウント50mmマクロとは違い、カリカリの描写ですね。

 

Enjoy!

 

 

RX100M7 予備バッテリーは必要か?

※バッテリーの向きは撮影用で、本来は逆が正しいです。

最近のカメラはコストダウンの圧力なのか、付属アクセサリーが貧相なこと。15万円もするカメラなんだから、バッテリーチャージャーくらいつけろよ!と言いたくなるのは僕だけ?

という訳で、本日は、RX100M7用に僕が購入した予備バッテリーの話題。

 

 

 

まずは背景から。RX100M7のバッテリーが、どれくらい持つのか?

公式ホームページによると、使用時間の目安は上の画像のとおり。旅先で動画を撮影するとなれば、午前中にバッテリー切れ、という事態に陥る可能性が高い。

なので、旅先での利用を考えると、予めモバイルバッテリーを準備しておいて給電しながら撮影するか、あるいは、予備バッテリーを数個用意しておこう(午前、午後、夜用)。

 

 

 

さて、本題の予備バッテリーのこと。

僕は純正バッテリーではなく、サードパーティを選んだ。チャージャーとバッテリー二個とバッテリーケースがセットで、2400円(個人輸入)。ちなみに、SONY純正品だとチャージャー+バッテリー1個のセットがamazonで7600円(高っ!)。

純正か互換品か?
賛否両論があろうかと思うが、安全性や信頼性を重視する方は純正を買えばいいし、消耗品と割り切る僕のような考えに同意する方は、サードパーティを選ぶ、という選択肢もあるということで、万人に推奨するものではない。
なお、サードパーティの製品は、「カメラ動作の挙動がおかしくなった」、「充電容量が十分確保できないので、使用時間が短い」等、リスクを伴う可能性はあるようなので、ここは、あくまでも自己責任の判断で。

 

添付されるマニュアルは、英語なので、ポイントだけ解説しておこう。

・チャージャーは通電後、セルフチェックが動きだすので、3秒たってからバッテリーを装着してください。

ということだけ。

 

バッテリーチャージャーは、バッテリー2個同時充電できることと、充電の進捗度合が御覧のとおり一目でわかるインジケーターが付いているのが便利。使用感は、特に、発熱など異常を感じることはなかった。

SDカード、液晶保護フィルム、グリップ、三脚を兼ねたシューティンググリップ、ストラップ、予備バッテリーと、RX100を活かすアクセサリーが一気に揃ってきた。

残るはケースだけ。実は海外発注済みであったが、バッグの留具がマグネットというのが引っ掛かり、輸出できずあえなくキャンセルとなってしまった。国内手配に切り替え、物色中。

 

Enjoy!

 

 

RX100M7 おすすめのハンドストラップは?

RX100M7を手に入れて、意外に迷うのがストラップ。本日は、気を付ける点、どういった流れでお気に入りたどり着いたのか、書いてみようと思う。

 

まず、最初に意思決定しなければならないのは「両吊り」か「ハンド(リスト)ストラップ」か、ということ。

 

速写性と携行性の両方を考えると「両吊り」に軍配が上がる。しかし、待てよ、RX100は、そもそもデジタル一眼レフのように構えて撮るカメラなのか?という疑問がフツフツと沸いてきた。RX100の最大の優位性は、何と言っても、その小さなボディと軽さ。サッとだして、パっと撮るような使い方になるので、「いかにもカメラ持ってますよー」、「時間をかけ絞りとISOを調整して」というユースケースは無いよなぁー、という結論に至った。

なので、「両吊りストラップ」はスコープアウト。「ハンド(リスト)ストラップ」一択で製品を探索、絞り込んでいくことにした。

 

ここでRX100に限った注意点をひとつ。

「ハンド(リスト)ストラップ」はお好きなものを自由に選べるか?というとRX100の場合は、そうはいかない。

RX100には、α6000シリーズやα7のようにストラップの紐を通す三角リングが無いのだ。更に、このカメラ本体のストラップ通し穴は、非常に小さいので、お気に入りのストラップに出会ったとしても、「RX100は装着不可」という制約があるかもしれないことを覚えておこう。

 

というわけで、最終的に選んだのがこれ。

海外からの個人輸入で、送料込みで2000円ちょい、だった。ショップ(カメラ屋さん)のオリジナル製品だとか。

・本革製
・縫製がしっかりしている
・カメラ側とつながる紐も珍しく二重になっており、万が一、紐が切れてたとしても同時に二本切れない限りカメラを落とすことにはならない
・更に、バックルが付いているので、収納の時、ワンタッチで分離することができるという至れり尽くせりの機能とデザイン。

ワンタッチで、ストラップを外せるのはホント便利なので、外せない条件。

 

ちなみに、購入候補にあがったストラップを参考まで載せておくことにしよう。

 

・リコー RICOH GS-2 [ハンドストラップ 本革製 GRロゴ入り]

リストストラップ  スプートニク cs-sp4

ソニー リストストラップ ブラック STP-WS2 B

・PeakDesign  カフ  アッシュ CF-AS-3 ※所有済

 

僕的に国内流通品のなかで買うなら「リストストラップ  スプートニク cs-sp4」になっていたと、思う。次点はリコーかな。

 

Enjoy!