その瞬間を切り撮る

旅とカメラの話題。「いいね」の瞬間を記憶だけではなくデジタルデータに残したい

PowerDirector20にアップグレード

前回、動画編集の快適環境を整備する目的で、パソコンのハードウェアをアップグレードしたブログを書いたが、どうも、ソフトウェア(PowerDirector14)がこのPC環境とマッチしていないことに気づいた。

結論を先に言うと、ハードを変えたらソフトもアップグレード入れ替えたが良いといお話し。今日は、この実例をご紹介したいと思う。

 

■PowerDirector14

 

 

2.7Kの動画ソースを編集(再生)している時のリソースモニターがこれ。

快適環境は手に入れたが、その貢献度合いはCPUによるものが大きく、グラフィックボードは、ほとんど休止状態。仕上がり5分ほどの動画になるが、全編を通してGPUのリソースは3%台と変わらずだ。これでは、グラボに投資した意味はゼロに等しく、トホホな状況。

 

■PowerDirector20

 

 

動画アプリをPowerDirector20に変えて同じ条件でリソースモニターしてみた。

先程までお休みモードであったGPUが、ちゃんと仕事をするようになった。CPUの負荷は下がる一方で、GPUの負荷は上がった(ピークで30%とこれまでの10倍)。そうなのよ、この状況を待ち望んでいたのだ!

 

■まとめ

 

PowerDirector20はインストールしたばかりなので、詳細は割愛することにして、プロジェクトの読み込み時点で、14と比べると格段に早いし、サクサク動く。ソフトウェアの進歩を目の当たりにした。何より、ソフトウェアベースで、ハードウェアの最適化が着実に図られているということを実感した。

もし、PowerDirector旧バージョンをお使いであれば、全部入りの「Ultimate Suite」がポイント還元を差し引いて1万円程度で手に入れることができる(※アップグレード版)。ハードを変えたらソフトも変えよ。本日の結論でした。

 

Enjoy!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僅かな投資で動画編集がメチャ快適になった

 


僕のPCは恥ずかしながら2016年にASUSマザーボード「H170 PRO GAMING」+「Intel  Intel CPU Pentium G4400 3.3GHz 3Mキャッシュ 2コア/2スレッド」を母艦に組み立てたもの。いまや、旧世代バリバリのPCに入る。

とはいえ、amazonの映画を見たり、仕事で使うビジネスアプリや趣味のカメラRAW画像編集の範囲であれば、何ら不満や困ったことはなく、そのまま使い続けている。

しかし、、、、だ。さすが、動画編集となると旧マシンであることを思い知らされる。特に入力ソースが2.7K(2704 x 1520 (pixel))あたりになると話は変わってくるのだ。

具体的には動画ソースが2.7Kになると編集時点で映像はカクカクしてまともにプレビューできない。なので、わざわざフルHD(1920 x 1080 (pixel))に変換してからでないと編集に入れないという煩わしさがあった。iPhoneでも4K動画がとれる時代に、もはや僕のPCは粗大ゴミ同然なのか??

こんなストレスを解消するため、できるだけ出費を抑え(3万円以下)快適な動画編集環境を手にしたというお話し。

 

■CPUとグラフィックボード

快適環境を実現するカギはCPUとグラボ(メモリは最初から16Gなので)。僕のマザーボードは、最新12世代のIntel CPUは使えない。CPUソケットの都合、7世代まで。他方、グラボはある程度、選択の余地があるもののPCの電源容量に注意を払う必要がある。ちなみに僕のPCの電源は650Wしかないので大電力を消費するハイエンドなグラボは無理。ミドルレイヤーから選ぶことにした。

なお予算については、はじめから3万円以下と決めていたので中古品からの物色を前提においた。そして、以下をネットフリマとネットオークションそれぞれから手に入れた。

 

・CPU インテル® Core™ i7-6700 プロセッサー (8M キャッシュ、最大 4 GHz)

・グラボ MSI GeForce GTX 1660 SUPER AERO ITX OC [PCIExp 6GB]

 

 

 

CPUの本命は「 i7-7700」だったが、中古流通価格は14000円と意外に高めだったので、平均1万円で手に入れることができる「i7-6700」を選んだ。
コア&スレッド数とも「i7-6700」と「 i7-7700」は同じ。僕はやらないけれど、重いゲームを使ったベンチマークによると 6700 と 7700 の性能差は僅差で、さほど変わらないことがわかった。よって、コスパでいうと 6700 で十分と判断したわけ。

 

次にグラボは現行流通品のGTX1660。ミドルレンジで人気を博したGTX1650の後継GPUでパフォーマンスは1650を上回る。特にグラボは世代で性能差が激しいので、できるだけ最新GPUの方が良いだろう。

 

最後に中古品の選びかた。
格安の「ジャンク、動作確認なし」ではなく、見た目で程度が良く、動作保証を掲げたものから選んだ。
気になる出費は、CPUが9,350円、グラボは16,625円。総額26,000円に納めることができた。

 

■面倒な交換作業

旧世代のマザーボードでCPUをアップグレードする場合、現状のBIOSが替えるCPUを認識できるかちゃんと調べておこう。

ちなみに、ASUS H170 PRO GAMING の場合、BIOSが最新でないとCPUはポン付けできない(認識してくれない)。なので、最初にBIOSをアップデートしてからCPU交換作業に入った。この手の作業は、最悪、マザーボードが壊してしまうので、いつもドキドキする。

ビデオカードの交換は、それほど難しくない。ポイントは旧ビデオドライバーの削除くらい。現在搭載するGeForce GTX 730のドライバーを削除してから、ハードを入れ替え、仕上げに最新ドライバーをインストールで。

 

そうそう、一連の作業のなかで、何が面倒だったかというと何と「掃除」(笑)。

 

 

特に長年の利用の間、CPUクーラーのアルミフィンとファンに積もり積もった埃を除去すること。また、CPUクーラーのCPU接合部分の熱伝導グリスがもはや塗料のように固く乾いた状態を綺麗に掃除することが大変だった。

古いグリスはアルコールだけでは簡単にふき取ることができなかった。そのため、金属磨きピカールでグリスをシコシコ除去し、最後にアルコールを湿らしたペーパーで拭き仕上げた。

トータル90分の作業のうち20分は掃除にかけたのではないだろうか。

使用期間5年を超えるPCのCPUクーラーのグリスは、もはや本来の役目を果たしていないことがわかったので、皆さんにおかれても一度点検してみることをお勧めする。

 

■投資効果

早速、動画編集ソフトPowerDirectorを立ち上げ、2.7Kで撮影した動画ソースをベースに、どれだけ快適になったか試してみた。結果、これまでのような動画ソースが「カクカク」するような症状は皆無!!なめらかにプレビューできるようになった。思わず、ニンマリ。

 

参考まで、PowerDirectorが求めるハード環境を以下に掲載する。

見てのとおりCPUは何も最新世代を買う必要はない。
i7、i5、i3と数あるプロセッサーのシリーズのなかからハイエンドな「i7」を選べさえすれば要求スペックをクリアする。

 

■まとめ

最新スペックで固めた動画編集PCを新調するとなると、相場は20~30万円になるのに対し、僅か1/10の投資でサクサク編集できる快適環境になったのは、ものすごくお得感がある。

CPUもグラボも商品ライフサイクルが短いので、沼にハマると散財するだけ。
少し発想を変え、よさげな中古パーツを中心にPCアップグレードするという選択肢があることが、少しでも伝わったら幸いである。

 

Enjoy!

 

 

裏技? Amazonマーケットプレイス商品の交換

本日は、Amazonで「交換不可」となる商品を「交換」する手続きを書いみたい。

 

題材はアクションカメラ用に買ってみた「Hohem iSteady Pro 4」。
前回、ブログに「ジンバルとGoPro Heroのワイヤレス接続ができない(ジンバルからGoProを操作)」というトラブルをレポートしたが、手にしたジンバルは、Hohemカスタマーケアチームのやりとりの結果、初期不良という判断が下ってしまった。

”Our technicians assumed your iSteady Pro 4 has something wrong with the Bluetooth and cause this problem, this is the first feedback, we will do further analysis to figure out, we suggest you contact the seller on Amazon to ask for replacement, we have sent them message and they will be waiting for your contact to arrange the serivce.”

⇒ 技術者によるとジンバルのブルートゥースに問題があるようだ。Amazonの販売者へ連絡して、新しい商品と交換してもらって

 

さて、ここで新たな問題が発生。

 

Amazonマーケットプレイス出品者が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品は「返金のみ」。Amazonは交換に応じてくれない

・タイムセールが終了しているため、交換商品の価格が元の購入額より高くなっている。返金⇒新しい商品を再購入した場合、超過分の差額を自己負担することは避けたい

 

このややこしい問題をどう解決するのか。中国のAmazonマーケットプレイス出品者に問い合わせしたところ

 

初期不良の商品はAmazonに返品して

・商品を再購入して。あなただけのクーポンコード「XXXXXXXX」を送るから、決済時にこのコードを入力して。元の購入額で買えますのでご安心を

 

なるほどね。クーポンコードを活用して、元の購入額との差額を吸収するというのは、amazonマーケットプレイスの仕組みの弱点をカバーするアイデア。手慣れているというか、素晴らしい、と思ったわけ。

ただ、売り手からのメッセージ(英語)があまりにも簡略化しすぎて、不親切。手続きを解読するまで少し時間がかかったことは正直ストレスだったかなぁ。。。。
海外のネットショッピングに精通していない方には、この交換という裏技は少々ハードルが高いかもしれない。

というわけで、Amazonマーケットプレイスで商品が初期不良だった場合の交換方法(裏技)を実体験を踏まえて解説させていただきました。

 

Enjoy!

 

 

GoProにジンバルは必要か?

お題に挙げた”ジンバルの必要性”。僕が持っているGoPro8にはハイパースムーズ2.0という強力な手振れ補正機能が備え付けられており、激しいアクションでも安定した絵を撮ることができる。なので、普段使いであれば「まったく不要」。

ただ、夜間に歩きながら撮影したい時や被写体を絶対に水平を維持して撮りたいとき、例えば東京ディズニーランドのエレクトリックパレードを撮影する時なんか、「あー、ジンバルあればなぁ」と常々思うわけ。あれば便利っていうところが僕の結論。

 

という矢先、amazonタイムセールで何気に見つけたのが、アクションカメラ専用ジンバル「Hohem iSteady Pro 4」。9千円台という破格値だったので、ポチッでみた。


本日は、この製品について、実際に手にとったみた感想をツラツラ書いてみる。

 

■Hohem社はどんなメーカーなの?

中国、深センに本社を構えるジンバル専門メーカー。非上場で設立は2014年、社員数200名以下というので、DJIといったメジャーブランドと比較すると、ベンチャーというか中小企業の域かもしれない。
ただ、製品を手にもった質感、商品のパッケージ、連携するスマホアプリの機能、添付されているマニュアル(多言語)の出来栄え等に関しては、しっかりした好印象。中国製品あるある(怪しい難解なマニュアル、異臭や埃まみれの商品、、、、)といった不安はまったくない。

 

■Hohem iSteady Pro 4のセールスポイント

ジンバルはこれで4台目だが、何がジンバル利用で煩わしさを感じるかというと、カメラをマウントする際、都度強いられるバランス補正といった初期作業。とにかく、これは時間を費やすし、イライラするし、ホントに面倒。

一方、iSteady Pro4は、さすがアクションカメラ専用ジンバル。「クイックマウンティング」により、ポン付けするだけ。これは、すごーく便利!

さらに、3600mAh大容量バッテリーを搭載し、アクションカメラに給電できるのも、アクションカメラの弱点を補ってくれる。

 

ほか、メーカーが紹介するセールスポイントは以下のとおり。

・iSteadyシリーズ(Pro4のごとく4世代目)で進化し続けてきた手振れ補正アルゴリズム
・少々の雨や水しぶきに当たっても大丈夫なIPX4レベルの防水
・「パンスピードを初期値より遅くする」など3軸モーターの動作量をアプリからコントロール
・GoProカメラとのワイヤーレスリンクによりジンバルよりカメラコントロール

ただねぇ、、、、、最後の「GoProカメラとのワイヤーレスリンク」はどうやっても、うまくリンクしてくれない(泣)。初日早々、メーカーサポートに問い合わせ中。

 

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■Pros Cons

現場投入はこれからになるのでファーストインプレッションにはなるが、基本機能に絞った割り切りと操作のシンプルさに満足。GoProとリンク問題を差し引いて★4つ。

 

【Pros】

・本格的な三軸ジンバルが、破格値9千円台で買えるという圧倒的なコスパ(あると便利というニーズに叶う価格帯)

・サッとカメラをマウントし、すぐ撮影できる手軽さ。これ、とても重要。また、カメラへの同時給電

スマホからコントールできる3軸モーターのスピードといった動作量は、風景をパンするときに重宝する

セミハードケース、三脚など付属アクセサリーの充実さ

 

【Cons】

ペイロード150gというマウントマージンの少なさ。僕のHero8の重量はバッテリー込みで126gと大丈夫だがHero9だと158g、Hero10は153gでカタログスペック上でいうとアウト ※なぜか商品説明の画像にGopro10が多用されているのが不思議(笑)

・大容量バッテリーが仇になって、やや大振りな外観と重さ(365g)

・DJIのように国内サポート体制がない。実質、保証はないに等しい

・本文にも書いた、GoProカメラコントロールのリンクできない現象(サポート問い合わせ中、英語力必須)

 

Enjoy!

 

ハードディスク不調になったらどうする?

カメラ愛好家にとって、大切な画像データの保存先であるPCのハードディスクドライブ (HDD) が不調に陥いるトラブルは大事件だ。

本日は、頑張って不調の原因を取り払い、リカバリーに成功したというお話し。

 

■症状

不調のHDDはやっかいなことにオペレーションシステム (OS) がインストールされているシステムドライブ。トホホなことにLightroomの画像データも同居している状況。

・予兆の一つ目は、ここ数カ月内、頻度は少ないが作業中に突然PCがブルースクリーンになる。
※ 通称「青い死の画面」とも言われ、Microsoft Windowsにおいて、オペレーティングシステム に何らかの異常が発生した際に表示されるエラーメッセージ画面

・二つ目は、Windowsアップデートがエラーで更新できない状態が続く。エラーは「デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません。」

・不調の確定は、再起動時、ついにBIOS画面で「SMART Failure Predicted on Hard Disk」、すなわち、ハードディスクの自己診断を通じたエラー通知。
ハードディスクがもう故障寸前なので早くバックアップを取って正常なハードディスクに交換しろ、との宣告。

 

■データのバックアップ方法を考える

案1:データバックアップをとり、ハードディスクを交換。復旧を試みる

案2:HDDデュプリケーターで大容量ハードディスクの丸ごとコピーする

案3:ソフトウェアでクローンHDDを作ってみる

 

案1は不調になったHDDがシステムドライブゆえ、手間を考えボツ。案2は不調HDDが3TBに対し、手持ちのHDDが2TBのためボツ(※コピー元の容量<コピー先の容量が使える前提)。案3はたまたま手元にあったHDDがウエスタンデジタル製でクローンツールソフトが無償で使える。というわけで、案3でチャレンジしてみることにした。

 

■Acronis® True Image™ WD Edition でハードディスクを丸ごとコピーする

Acronis® True Image™ WD Editionバックアップソリューションは、ウエスタンデジタル製のハードディスクユーザーであれば無料で使えるソフトウェア。

 

 

WDのサイトからソフトウェアをダウンロードし、立ち上げると、このようなメイン画面が表示される。選ぶ機能は赤枠で囲んだ「ディスクのクローン作成」が目的の機能。

ちなみに、ディスクのクローン作成は、

 

・ハードディスクからSSDに換装したい(ダウンサイジング)

・大容量のハードディスクに換装したい(アップサイジング)

 

といったユーザーニーズに応えるもの。HDDデュプリケーターのような「コピー元の容量<コピー先の容量」といった制約がないのがありがたい。

 

結論から言うと、3TBの不調HDDから2TBのHDDへ丸っとコピー=パーティション(フル)バックアップはなんとか成功した。

ただ、既にコピー元のHDDの一部は不良セクター(※)に蝕まれてしまっていたようで、CRCチェックエラーとか、すんなりプログラムが進めないことがしばしば発生。やり直しを含め全てのプロセスを終えるまでに、何と10時間ほどかかってしまった。

 

不良セクター:不良セクタ(bad sector)とはハードディスクまたはフラッシュメモリなどの記憶媒体において、何らかの障害によって利用できなくなったセクタのこと。データを読もうとしても読めないから不良セクタになっているわけで、放っておいても状態が良くなることはない。虫歯といっしょだね。

 

■DISMとSFCWindows 10 の修復を試みる

Win10は何とか動く状態であったが、Winアップデートの更新が失敗する原因は、システムファイルの一部が破損しているのではないか、と推定。
そこで、DISMとSFCでシステムをチェック・修復してみた。
結論はビンゴで、いくつかの破損したシステムファイルを無事修復することができた。

 

Windows PowerShellの起動
Windowsキーを右クリックして、一覧からWindows PowerShell(管理者)を選択。

②修復用コマンドを入力
コマンドラインに「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」をコピー&ペーストして、Enterキーで実行。

③イメージ修復の開始
※DISMを実行すると通常は数十分程度かかる。Windows PowerShell上でステータスが100%になり、チェック・修復が完了するまで、操作せずに待機。「復元操作は正常に完了しました。」と表示されたら、修復は完了。

SFCを実行
sfc /scannow」をコマンドラインにコピー&ペーストして、Enterキーでスキャン開始。

※システムのスキャンに時間がかかるため、「検証 100%」になるまで待機。途中でWindows PowerShellを閉じないよう、注意すること。

 

SFC完了後のメッセージによって、処理結果が異なる。

 

・「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」と表示されれば、問題ない。
・「破損したファイルを検出し、正常に修復しました。」の場合は、システムファイルに問題が見つかったが、修復によって解決されている。
・「破損したファイルを検出しましたが、その一部を修復できませんでした。」というメッセージが表示される場合、修復に失敗している。

⇒ 僕のケースは「破損したファイルを検出し、正常に修復しました。」

 

⑤「exit」を入力→EnterキーでWindows PowerShellを終了

⑥PCを再起動

⑦エラーになっていたWinアップデートを手動で起動。正常にアップデートできたことを確認

 

■ケース内のハードディスクを移設

 

 

PCケース内のハードディスクは、ディスクアレイのように3台重ねるように設置されている。

HDDベイは、ファンで強制空冷されているものの、不調になった原因のひとつに熱こもりが考えられるので、予防措置として上の画像に示すブラケットをamazonで購入。酷使されるシステムドライブのみ5インチベイに移設することにした。

ちなみに、HDDの動作保証温度は一般にはおよそ0~55℃の範囲といわれるが(望ましい範囲は15~25℃)、動作保証範囲内であっても、高温になるほど故障率は高くなる、すなわち寿命は短くなることを覚えておこう。

 

xtech.nikkei.com

 

HDDは消耗品であり平均寿命は5年。今回、僅か2年の使用で故障するとはあたりが悪かったのか。。。。。まぁ、何はともあれ、リカバリーできたので良しとしよう !(^^)!

 

Enjoy!

 

青い池 世界遺産白神山地

 

青い池といえば北海道「美瑛白金青い池」が有名だが、実は世界自然遺産の「白神山地」にも青池があるらしい。丁度、法事があって青森に行くことになったので、この目で見たいという気持ちにいっぱいになった。

ブルーインクを垂らしたような水面が幻想的。確かに青い。不思議だ。

 

白神山地は、青森県から秋田県にまたがる山地帯の総称。 屋久島とならんで1993年12月、日本で初めてのユネスコ世界遺産に登録された場所。鬱蒼と生い茂る木々を眺めながら、トレキッキングコースを歩いた先に「青い池」はあった。

十二湖で「青い池」と呼べるのは青池、沸壺の池の2ヶ所。写真は沸壺の池。青池より観光客が少なく、落ち葉も浮かんでいない水面はお見事だった。

 

白神山地にはたくさんの池が点在しているが、この二か所だけ青い。その謎は、3つの条件が奇跡的に重なったからだという。

1. 湖の底が白い
2. 最大水深9メートル
3. 水がとてもキレイ

水が着色されているわけでもなく、光の三原色のうち、赤い光が奇跡の三条件により、吸収され、青さが際立って見えるという訳。そういえば、夏のプールで水が青く見えるのと同じ原理。

 

自然がいっぱいの白神山地は、バードウィッチマニアにとってたまらない場所かもしれない。全身、迷彩服に一眼+超望遠という重装備のカメラマン数人に何度かばったりと出会った。

一方、こちらはコンデジ。RX100M7の望遠能力に感謝(笑)。

 

念願の青い池をみて満足したので、海岸線を北に上って青森県つがる市へ。途中、メロンロードと呼ばれる20Kmあまり信号がない広域農道をのんびり走った。至る所に風力発電のプロペラがあり、周辺の湿原との組み合わせが、何ともシュールでパチリ。

 

北国の短い夏。澄んだ青空がため息が出そうくらいに綺麗。

 

旅の最終地は「高山稲荷神社」。京都の「伏見稲荷大社」を彷彿させるが異世界が青森にもあったと感動。春、桜が咲いている時は、もっと美しい景色を見れるハズ。

 

旅の締めはラーメン。ご当地ラーメンといったら、昔からの煮干しダシ。うまいんだ、これが!

駆け足の旅だったが、青森は隠れスポットが沢山あることを確信した。次回は、もっと、下調べをしてから来ることにしたい。

 

Enjoy!

 

 

雲の上の絶景ドライブ

標高2000mを超える、雲の上の山岳道路。一カ月前の5月に訪れた時は、寒いし、一面霧が深くどこ見ても真っ白けの悲しいドライブだったので、リトライ。

今回は史上最短の梅雨明け宣言と重なり、初夏のドライブになった。

 

下界は体温に迫る酷暑というのに、ここは爽やかな高原の風が心地よい避暑地。
気温は17℃と心地良かった。

 

標高2300m、県境の宿「渋峠ホテル」。

公式ホームページによると、当初は群馬県立の遭難、避難小屋。そこへ先代が番頭として住み、開業し改築、増築をしているうちに、国境の測量が始まり、正確な国境が決まった後、両県に建物がまたがっている事が判明したという、話題性があり、ユニークな宿。

 

初夏といっても、この時期に残雪が見れるのが凄い。あと4カ月もすれば、冬のはじまりなので、短い夏なんですね。

下界に降りてきて、本日の宿は「伊香保温泉」。

今回は、試写も兼ねてRX100m7で撮影しましたが、いやはや、素晴らしいカメラですね、これは。

 

Enjoy!