SONY NEX-C3は銀塩カメラ時代のオールドレンズや写真の監視カメラ用レンズの母艦。なぜ、このカメラがマウントアダプターを装着、撮影する機材として最適なのかをまとめてみよう。
最大の理由はフランジバックが短いこと。まさに、オールドレンズ遊びの立役者なのである。
フランジバックとはレンズマウントのマウント面から、カメラ内部にある撮像素子までの距離のこと。
NEXシリーズ(現行機種はαシリーズに統合)に採用されたEマウントのフランジバックは、約18mmと短いのである。さらにAPS-Cサイズの大型撮像素子の採用により、マイクロフォーサーズのそれより画角が極端に狭くならない。
加えて、中古のタマ数が多く安く手に入ること。C3クラスなら恐らく5千円以下が相場観かと。バッテリーや各種マウントアダプターといったアクセサリー類も豊富で入手に困らないことも重要だ。
ということで、色々なレンズの表現を楽しむならSONYのNEX(エヌイーエックスと呼ぶ)シリーズ一択というのが個人的な見解と結論になる。